上下の歯が何らかの原因で適切に噛み合っていない状態、つまり咬み合わせや歯並びが悪い状態を「不正咬合」といいます。
不正咬合にも、いろいろな種類があります。
矯正というとワイヤーや金属を歯に取り付けるイメージがありますが、ワイヤーやブラケットを一切使わず、マウスピース型の矯正装置(アライナー)を歯に装着することで、歯を移動させるのがこのマウスピース矯正(インビザライン)です。
「インビザライン・システム」は米国アライン・テクノロジー社が1999年に米国の矯正歯科医師を対象に提供を始めたマウスピース型カスタムメイド矯正歯科装置です。
透明で目立ちにくく、取り外し可能な矯正装置として、2016年10月現在、世界80ヶ国以上の国々で使用されています。
そしてこれまでに400万人を超える患者様が治療を受けられ、世界一の治療実績を誇るマウスピース矯正です。
マウスピース矯正は、透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)を歯に装着して歯並びを矯正する、画期的な矯正方法です。
一人ひとりの歯に合わせて作製される矯正装置を装着し、治療の段階に合わせて新しい装置に交換しながら徐々に歯を動かし、歯並びを矯正します。
最も一般的なインビザラインです。デコボコが大きい歯並び、八重歯、出っ歯、抜歯が必要な場合など、最も多くの症例に適応することができます。
5年間の定額治療費のみで治療期間延長や治療方針の変更も可能です。
永久歯が完全に生えそろっていない中学生・高校生(12~16歳頃)でも、可能なインビザラインシステムです。
唾液に反応して徐々に色が薄くなる「コンプライアンス・インジケータ」で、マウスピースの装着時間を視覚的に確認することができます。
軽度な症状向けのインビザラインシステムです。アライナーは7個までで治療期間は短い設定です。