失った歯牙の数とインプラントの本数の関係
インプラント治療で必要なインプラント数は、無くなった本数とは限りません。
連続して失われた歯牙の場合、1つのインプラントで複数の上部構造を支えることが可能です。
大まかな目安になりますが、失った歯牙の数とインプラントの本数の関係をまとめてみました。
失った歯牙 必要なインプラント
1本 1本
2本 2本
3本 2本
4本 2~3本
5本 3~4本
6本 3~4本
7本 3~4本
8本 4本
9本 4本
10本 4~6本
11本 4~6本
12本 4~6本
13本 4~6本
14本 4~8本
片顎で最大8本あればすべての欠損歯の修復は可能です。
4~6本で12~14歯修復を行うブローネマルクシステム法で20年以上問題なく機能しておられる患者様も、当院を含め世界的に多数おられます。
4本のインプラントで片顎を支える場合は、10年しか持たないという根拠のない記載をされているサイト等も見受けられますので、片顎で10本以上のインプラントが必要な治療計画を提示された場合には、セカンドオピニオンを取られることをお勧めします。